Takanama’s diary

日々思うことを言葉に書き起こす場

音ゲーから学んだ練習における大切なこと

今週のお題「練習していること」

 

 僕が最近練習していることは、音楽ゲーム、いわゆる音ゲーです。

 

 僕がやっている音ゲーは、画面の上から流れてくる譜面を指を使って正確に叩くタイプのゲームです。指の器用さや指を動かすスピードの絶妙な調整が求められるところが難しい点だと感じています。その音ゲーをやっている人たちの中では、僕は決して上手な部類の方には入らないため、数秒の譜面にかなりの時間をかけて練習しないといけないことが多いです。

 

 具体的にどういう練習をするのかというと、例えば何回やってもできない部分の譜面を分析したり、運指(どの指でどの譜面を叩くかという計画書みたいなもの)を組んだり、指を正確に動かせるようにスピードを落として叩く練習を繰り返す、といった感じです。自分のできないところと正面から向き合って、しつこく練習しないといけないため、やってて嫌になることもあります。しかし、譜面の分析は絡まった糸を一本ずつほどいていくような作業で面白いですし、練習していくうちに叩けるようになってきたときの、「自分の好きな曲の譜面を叩ける楽しさ」は半端じゃないです。

 

 特にここ数日、音ゲーだけで1日の大半を過ごす生活を送っていますが、その中で感じたのは、練習する上で大切にすべきことです。それは、「練習する目的を具体的に言えること」と、「練習している最中に考えること」です。前者については、ただ惰性で練習するだけでは、何も得られないし、時間の無駄になるということを(今更)実感できたがゆえに大切にしたいと考えました。ただ、これだけではまだ物足りないとも思いました。それを埋めてくれるのが後者です。音ゲーで例えるなら、『「○○」という曲のここの譜面が叩けるように、中指を速く動かせるようになりたい』という目的を持って練習しているときに、「今のプレイはちょっと速く叩きすぎたかな」といった感じで、頭の中でいちいち考えることが大切になってくるということです。

 

 そして、先ほどまで述べた練習する上で大切にすべきことというのは、音ゲーに限らず様々な場面に活かせると考えています。僕は、あくまで音ゲーは趣味の範囲内で楽しんでいるので、正直に言って常に上記のようなことを考えられているわけではありませんが、先日たまたま音ゲーの練習をしているときに感じたことでしたので、言葉に書き起こしてみました。これからも楽しみつつ、でも練習するときはしっかり頭を働かせながら、音ゲー、続けていきたいと思います。